わたしたちのこと

昭和25年（1950年）、夫婦二人で静岡県浜松市東区国吉町に会社を立ち上げました。（浜松市行政区再編により現在は中央区）

国吉町は浜松市西部に位置し、天竜川沿いにあります。当時は木毛（木材を糸状に削ったもの）を入れてミカン箱や魚の木箱を作り販売していました。天竜の山で植林された木々は刈り出され、天竜川の川上から川下にいかだで運搬されていました。

天竜川の河原沿いには貯木場があり、木材を扱う商品をつくるきっかけとなりました。

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昭和41年（1966年）、株式会社川合木工所として法人化しました。

学校教材の需要が伸びる中ひのき棒、模型飛行機用のバルサ材が人気を集め大きく売上を伸ばしました。

高度成長期から成熟した社会に入り、余暇や趣味を楽しむためのウッドボビー・木工作キットが誕生しました。　ヨーロッパで開催されていた展示会を視察した時、木っ端を使ったおもちゃとの出逢いました今まで廃棄していた木っ端をリサイクルした商品開発に力を注ぎ始めました。夏休みの自由研究や学校教材として図工の授業で行われる木工作製品が日本全国で取り扱われるようになりました。

 

 

平成16年（2004年）にウッドホビー部門が独立し、現在の株式会社アイスタジオウッズを創業しました。

製品の主材料は森林保護・資源の有効活用のため間伐材を積極的に取り入れ、現在は主に静岡県や愛知県地域で植林された間伐スギやヒノキを使用し、自社工場で製材、企画販売を行っています。環境に配慮し、安心安全な自然素材を使用しています。アイスタジオウッズの間伐スギやヒノキは、工場の前に流れる天竜川からの風にあたりながら、2～3か月程ゆっくり自然乾燥させます。手間暇かかりますが、樹木本来の香りと自然の風合いを感じることができます。

 

時代は大きく変わり、ゲームやデジタル機器のようなあそびは楽しいものですが、時にはデジタルから離れて木のものづくりから生まれる親子の対話、お孫さんや仲間と過ごす時間から人と人とがつながる幸せ、自然とのつながり、自分の手で創りだす楽しみを　肌で体験いただけたらと思います。達成感、満足感でいっぱいの「楽しかった！」という子どもの笑顔は、宝石のように輝きます。

木のものづくりを通して、喜びを分かち合い、笑顔の輪を広げ　人々に安らぎと幸せをこれからもお届けいたします。